玲音と電話をし、琴葉の事を考えてるうちに、


あたりは暗くなってきた。


ポツポツと、ところどころの家の電気がつき始める。



駅に向かって歩いていた俺は、


琴葉と付き合えたことに対しての顔のニヤケを止められないまま、


小走りになって空を見上げた。


そこには、キレイな小さな星が輝いていて、


付き合えた俺達を祝福してくれているかのようだった。