はぁ……
またあの家に帰るのか………

ぁあ、自己紹介が遅れたね。
私は、鈴桐 魅鈴(スズキリ ミレイ)
高校2年の17才。
まぁ、はっきり言ってブスです。
(はぁ〜い!作者でっすぅ〜♡……いやこのテンションはないな!ぉおっとぅ!話がそれたね!魅鈴ははっきり云おうが言うまいがめったんこ美人デース!)

………………何か居たけど、無視の方向でいいよね?
あたし疲れてるの。

んで、話を戻すね。
あたしは今ひじょーに憂鬱です。
いや、常日頃から憂鬱です。
何故って?
それはね?
家に帰ったら、母さんが知らない男を連れ込んで淫交の限りを尽くしてるから。
そのおかげで何度その男たちに襲われかけたか……ハァ〜
だから、帰りたくないんだけど………助けを求められるような知人はいない。
友達がいないからね。

しょうがない。
帰るか………

〜in my house〜

着いた……着いちゃった………

はぁ……開けるか。

ガチャ……

「ただいま………」

「あら……おかえりなさい。」

え?何で?何で今日はこの人の出迎えがあるの……
何か嫌な予感がする………

そうしてこの予感は数分後には叶ってしまうことになることをまだ美月はしらない。

「ねぇ、魅鈴?」

「何?」

「私ね……再婚しょうと思うの。」

………はあ?何それ。

「好きにすればいいじゃない。」

「そう。じゃああなた邪魔なの。出ていって。」

「…………は?……な、何言ってんの?自分の言ってることわかってんの?実の娘に何言ってるか分かってるの?ねぇ?」

う、嘘でしょ?この人そこまでイカレチャッテンノ?

「分かってるわよ。分かってなけりゃこんなこと言わないわよ。その再婚相手はね?子供が嫌いなんですって。だから、あなたがいると私まで嫌われちゃうの。ね?分かるでしょう?理解してちょうだい?」

………………コンナオンナノムスメダッタナンテ。
シンジラレナイ。シツボウシタ。

「あはははははははははは!!!」

ビクッ
「いきなり大声出さないでちょうだいビックリしたじゃないの。」

クスクス
「あら、ごめんなさい。悪気は……あったのよ?フフッ」

「な、何ですって!?あんた、実の母親に何を言ったか分かってんの!?」

「フッ……あら?さっきのあたしと同じ立場ね?ザマァミロ!あはははは!」

「このっ………恩知らずっ!!」

「あなたに育ててもらった記憶はもうない。貴様と私は、もう……他人だ。さよなら、美紀子さん。」

「……っ!!魅鈴!!」

バタンっ………


とうとう帰る場所もなくなった訳だ……フフッ。

いっそのこと死んじゃおっかなぁ〜♪

もう疲れちゃったしぃ〜。

ん〜今は〜ぉお!?もう21時45分!
すっごいね〜、あの人とそんなに話してたんだ!
びっくりぃ〜www

じゃあ、いい感じの時間だし行こっかな〜♪
あの場所へ………