今日は朝から晴れていた。
朝一で学校に行くと、まず読書感想文を書くために図書館に向かう…
夏休みも終わりの方に来ると、図書館が宿題の追い込みをする生徒で、にぎわうのは毎年の事だ。
適当に本を探して、空いてる席に着くと表紙をめくった。
感想文を書き終えると、お昼近くになっていた。
中庭に行き、お弁当のサンドイッチを開きながら、用務員室に行こうか音楽室に行こうか考えていると、声をかけられた。
「おや、こんにちは深谷君。今日も登校されていたんですね」
作業服に麦わら帽子姿の高田さんが、手にごみ袋と草カリ用のカマを持って立っていた。
「こんにちは…」
ニコニコと笑う、その顔を見て心が決まった。
音楽室は明日でもかまわない…
何だか今はチェロをひく気分にはなれなかったし、気になる事を先のばしにしているのもなんだし…
「今からお昼にするのですが、ご一緒にいかがですか?」
開きかけの弁当をしまうと、高田さんの誘いを受ける事にした。
朝一で学校に行くと、まず読書感想文を書くために図書館に向かう…
夏休みも終わりの方に来ると、図書館が宿題の追い込みをする生徒で、にぎわうのは毎年の事だ。
適当に本を探して、空いてる席に着くと表紙をめくった。
感想文を書き終えると、お昼近くになっていた。
中庭に行き、お弁当のサンドイッチを開きながら、用務員室に行こうか音楽室に行こうか考えていると、声をかけられた。
「おや、こんにちは深谷君。今日も登校されていたんですね」
作業服に麦わら帽子姿の高田さんが、手にごみ袋と草カリ用のカマを持って立っていた。
「こんにちは…」
ニコニコと笑う、その顔を見て心が決まった。
音楽室は明日でもかまわない…
何だか今はチェロをひく気分にはなれなかったし、気になる事を先のばしにしているのもなんだし…
「今からお昼にするのですが、ご一緒にいかがですか?」
開きかけの弁当をしまうと、高田さんの誘いを受ける事にした。