「…あれ?誰もいない」
夏の日差しに焼かれた校舎の間を通り抜けて…用務員室の扉を開けると人の姿はなく、部屋はガランとしていた。
クツを下駄箱にしまって部屋に上がると、八畳ほどの部屋がやけに広く感じる…
ちゃぶ台に目をやると、一枚のメモが置かれていて、″仕事で出ています。冷蔵庫にアイスが入っているので、良かったら食べて下さい。高田″と、書かれていた。
そのメモを元に戻し、部屋のかけ時計を見ると10時半を回っていた。
「う〜ん、修子ちゃんは仕事かな〜深谷君まで来てないとは、予想外だったな〜」
腰を下ろしてあぐらを組むと、先程のメモを手持ち無沙汰にもてあそんだ。
「山形さんも、今日は来ないしな〜」
独り言を言うと、ますます寂しくなってきた。
昨日来なかっただけで、何かいろいろ置いてけぼりをくらってしまった気がする…
みんな、昨日は何を話したんだろう…?
夏の日差しに焼かれた校舎の間を通り抜けて…用務員室の扉を開けると人の姿はなく、部屋はガランとしていた。
クツを下駄箱にしまって部屋に上がると、八畳ほどの部屋がやけに広く感じる…
ちゃぶ台に目をやると、一枚のメモが置かれていて、″仕事で出ています。冷蔵庫にアイスが入っているので、良かったら食べて下さい。高田″と、書かれていた。
そのメモを元に戻し、部屋のかけ時計を見ると10時半を回っていた。
「う〜ん、修子ちゃんは仕事かな〜深谷君まで来てないとは、予想外だったな〜」
腰を下ろしてあぐらを組むと、先程のメモを手持ち無沙汰にもてあそんだ。
「山形さんも、今日は来ないしな〜」
独り言を言うと、ますます寂しくなってきた。
昨日来なかっただけで、何かいろいろ置いてけぼりをくらってしまった気がする…
みんな、昨日は何を話したんだろう…?