ルド、イース、フィル…フレア、ロイズ…そして自分、ユラ…

感動的な再会だ!

こんな歴史的な場面に立ち会わずしてどうする…って感じで仕事そっちのけで来てみれば、やっぱり来て良かった〜ってなもので…

ハル君と坂神さんの関係が、前世がらみだったというのを聞いて、夜中にもかかわらずテンションが上がったのは言うまでもない…

正直、筆の進みもよろしくなく、うだうだしていた所に渡りに舟とはこの事だ。


「…全員そろいましたので、始めましょうかね〜」

放課後の校内のけんそうの中、用務員室は異様なムードを漂わせていた。

丸いちゃぶ台を囲み、はたから見たら何の集まりだ?みたいなメンバーが顔をつき合わせているのだから、しょうがない…

「先生、何から話すんですか?」

僕は手を上げて質問した。

「ほほほ…坂神さん、何から聞きたいですか?」

先生が麦茶を飲みながら聞いた。

あ、いつの間にか、美味しそうな水ようかんが出ている…

しかもセンターに置かれた菓子入れには、柿ピー・サラミ・チーズたらまで…アットホーム全開ですね、高田さん!