「ほほほ…文化祭の話ですよ〜?」

「え〜?またまた〜今日は逃がしませんよ〜」

「ほほほ…」

「何だか楽しそうですね、二人とも…私も混ぜて頂いてもよろしいですか?」

高田さんが人事のように言いました。

すっかり、先程フリーズしてしまった話題を忘れてしまったようです…

「先生の舌がすべりやすいように、スイーツも用意してありますからね〜」

汗をふきながら、山形さんが言いました。

「コンビニに行かれたんですよね、山形さん」

高田さんが、そろそろお腹がいっぱいになってきたのか、ハシを置くと言いました。

私は餃子を頂きながら、満面の笑みを浮かべると答えました。

「今日は用事がありましてね〜これを頂いたら、帰らせて頂きますね〜」

「ええ〜?そうなんですか?仕方ないですね〜先生に極上の笑顔で断られちゃ〜」

「ほほほ…」

これ以上、高田さんにフリーズされては困りますからね〜

今回は仕事熱心さに救われましたが、いつ何時思い出すか分かりませんし…