オレと深谷君は、何とか山形さんのハイテンションについて行く…

「いつにする〜?ちなみに先生は、31日の日曜日しか空いてないって〜」

「って、もう決まりじゃないですか〜オレは大丈夫だけど、深谷君は?」

「大丈夫」

「そ〜いやハル君、彼女ほっといていいの〜?」

「あ〜そう言えば、連絡先の交換まだでしたね〜ははは…ケータイ復活してないし…」

「い〜の?休み明けに、フラれちゃったりしてね〜」

「ははは…はははは…」

冗談を言う山形さんに、もう笑うしかない…

ま、いっか〜何て思ったりするから、友人にどやされるのかな〜

「話を戻すけど…じゃあ、31日で決定として、時間は9時でいいですか?」

「異議な〜し」

深谷君が進めると、山形さんが手を上げて答えた。

「うん、オレも問題ないけど…31日まで、2日あるけど、どうします?山形さん」

「そりゃ〜もちろん」

山形さんの瞳がキラリと光り、ためを入れると少年のように言った。