はぁ、店から出てたまたま見つけた蓮二‥‥
そろそろ限界だ

「ねぇ、いつまでついてくんの?」

チッ

何か今すごい大きい舌打ちが聞こえたけど気にしなでおこう

「いつから気づいてた」

電柱の影から姿を現して言ってきた

「あの店を出た時」

「‥‥」

「で?、なんで着いてきてんの」

「ぃ、家がこっちなんだよ‥‥」

目が泳いでる、下手くそな嘘つきやがって

「あっそ」

ここは黙っておいた

「お前は今から帰るのかよ」

「帰るよ、もうやることないしね」

「‥‥」

聞いといて無視かよ‥‥
まぁ、いいけど

とりあえず帰ろう‥‥