「まぁ、綾斗なら大丈夫だよ」

「あいつも同じこと言ってたなぁ」

「なんでだよ」

「綾斗、あぁ見えても色々楽器弾けるからギターぐらいなら大丈夫だ」

「あいつ、すげぇな…」

「それ言うなら姉弟揃ってだろ」

的場が悠希の言葉を訂正した
しなくていいのに

「とりあえず、やろぉーぜ」




数時間後…

「なんか僕、この数時間でだいぶ上達したと思う!」

「俺も」

なんか悠より悠希の方が男らしいと思うのは俺だけだろうか

「それはよかったね」

帰る準備をちゃくちゃくと進めていた
これでもう帰れる

「じゃぁ、これで今日は♪〜♪〜♪」

もぅなんだよっ!
みんなの視線は俺に集まった

ピッ

俺は電話にでた


でもでなきゃよかったって思った…