「俺、今朝ここでギターの練習してたらこの女に会ったんだよ」

「そうなのか?」

「あぁ、会ったよ」

まだみんなはびっくりしている
長い…

「そうだったんだ!、なら話しは早いね」

「何が話しは早いんだよ、本郷悠」

「だって、すぐに練習に取り組めるじゃん?」

まぁ確かにそうだけど…

「とりあえず、2人自己紹介したらどうですか?」

大海加那が言ってきた

「俺は本郷悠希、知っての通り悠の弟」

「えっと…、俺は九条綾華」

「九条…」

俺の名前を聞くなり名字を繰り返してきた

「何?」

「綾華…、もしかして…」

呼び捨てな…
気にしないからいいけど