ガラッ

「九条遅刻だぞ」

「すみません、今度は気をつけますわ」

俺は結局遅刻してしまった
だけど別にそんな怒られないから

「あ、あぁ///」

ほら、笑顔を見せれば簡単


俺は席に着いたと同時にホームルームが終わった

『もぉ、綾華来るの遅いよぉ』

「ごめんね」

「あっ、ねぇa「九条いるか?」」

椿とせっかく話してたのに…
てか読んだの誰だよ

「的場楽‥‥」

チッ…
心の中で舌打ちをしドアに向かった

「なんなの?」

皆んなに聞こえないように小さい声で話した

「昼放課、音楽室な」

「えっ、あっちょ…」

それだけ言って的場楽は帰って行ってしまった
めんどくせぇな

『綾華、何のようだったの?』

席に戻ると椿が話しかけてきた

「何か私もよくわかんない」

俺は的場楽との関係がばれたくないから誤魔化しておいた