「ただいまぁ」

俺は色々考えながら家に帰ってきた
さてとぉ着替えっかな

「「おかえりぃー」」

リビングからは2人の声が返ってきた

ガチャ

「晩飯できてるぞ」

「あ?あぁ」

今日は夜ご飯早いんだな…
そっか、今日綾輝夜から部活あるからか

「「「いただきます」」」

今日はまたボリューム満点の唐揚げかよ…
また残そ…

「今日、綾輝何時に部活終わんだ?」

兄貴が弟に聞いた
でも綾輝、中3だしケンカはそこら辺の雑魚よりはできるし心配いらねぇーと思うけど

「多分9時とかそこら辺」

結構中学でも部活遅くまでやんだな…

「そっか、まぁ頑張ってこいや」

変なところだけ過保護だし…

「それで」

ん?
兄貴達の視線の先は俺をしっかりと見ていた

「俺に話しかけたのかよ」

名前ぐらい呼べよな

「姉貴は?、今日も行くの?」

「当たり前 」

俺は視線を合わせずに答えた
だって言われる言葉は分かってるから

「熱は?」

「授業中に寝たら治った」

「なわけあるか」

兄貴は俺にチョップしようとしたみたいだけどタイミングよく俺がイスから立ち上がったから当たらずにすんだ