何度か倒れそうになったけどなんとか学校についた



学校の壁を借りながら教室に向かっていた

「はぁ……、こんなに教室に遠かったっけ…」
あっ……
やば……

急に視界が二重になって前に倒れてしまいそうになった

グラッ

「おっと、あぶねぇ」

お腹の辺りに腕がまわっていた
倒れなくてすんだ……
でもミルクティー……

「大丈夫かよ」

「……ミルクティー……」

「ミルクティーの心配より自分の心配の方が先だろ」

確かにそうだけど……

「取り合えず、ありがと」

助けてくれたのは的場楽だった

「あぁ、てかお前休んだ方が「いいの、大丈夫ゴホッ……だから」」

「大丈夫じゃ、っておい!」

俺は的場楽の事を無視して教室に向かった