やっぱり花柳の総長だけあってキレがいい

「チッ」

雑魚が多すぎる
俺はいまた的場楽の方に目をやると……

「危ない!」

ダッシュで的場楽の所まで走っていった

シュッ

「う゛っ」

少し腕が切れてしまって赤い血が垂れていた

「お、おぃ」

的場楽が俺を見て驚いていた
そして

ドカッ

ナイフを持った男の溝に力いっぱいの蹴りをお見舞いした

「大丈夫だ、このくらい」

俺はそう言うと、また始めた
後少し……


数分後……

「やっと終わったか」

「多かったなぁ」

俺の回りにも的場楽の回りにも伸びている雑魚がいっぱい転がっていた