「……………だょ」

「あ?」

「だから、俺に触んなって言ってんだよっ」

俺は低い声でそう言った。
首もとが緩まった所で脚が地面に就いた。

「「「「「「……」」」」」」

花柳のメンバーを見ると皆目を見開いていた。

「お、おま……え」

「どーした?、ビックリした?(ニコッ)」

「やっぱり君面白いねぇ?」

話かけてきたのは……

「泉秋季……」

「僕さ、昨日の綾斗って人との会話聞いて薄々感じてたんだよね」

綾斗との会話をねぇ……。

「そう」