ミカン「やった!!私達一緒だよ!!しかも、白兎の人も!!」


ミカ「その情報って、どっからくるのー?」



ミカン「ほら、お兄ちゃんが族の頭だからさ!!」


ミカ「そう言えば、朔さんそうだったね。」


蜜柑のお兄さんは、朔<サク>さん。
突風族の総長ですごく優しく
モテる。


ミカン「てか、早く行かないと!入学式遅れちゃう!!」


ミカ「そうだった!!急ご!」


蜜柑に言われて、
急ぐ私達は、教室に向かった。



どんっ



ミカ「きゃっ」


「あ、ごめん。大丈夫だったー?」


ミカ「あ、はい。すいません私の不注意で…。」


ミカン「あ、間宮柊摩さん…」



ミカ「え?」


トウマ「名前知ってるんだ。よろしくね♪」


私と衝突したのは、蜜柑が
かっこいいって言ってた人だったんだ。
私は、柊摩君に手を差し延べられて、
そのまま起き上がった。


そして、手を振り
何処かに行ってしまった。



ミカン「うわー!!美嘉ずるーい!!」


ミカ「ごめんごめん!急ご!」



ミカン「そうだね!!」