………はぁ?!
「そんなことない!」
「好きなくせにぃー!」
千夏がそう言った時に、チャイムが鳴る。
ニヤニヤしながら席に戻る千夏。
あー、もう!
好きなんかじゃないし!
玲央の事なんか………好きじゃないし!
「和葉ー?今日さ……」
後ろを向いて私に話しかけるのは玲央。
「ま、前向いて!」
なんだよー、と拗ねながらもしぶしぶ前を向く。
なんか、あんまり話したくない。
なんか、玲央の目が見れない……。
なんで?!
あー、もう考えるのやめよ……。
頭痛くなってきた…。
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