ちょっとドキッとしちゃったじゃん!
「なに?俺に惚れた?」
は?
「な訳ないでしょ!自意識過剰!」
「冗談だよ。別にパシリに好かれたくもねーし?」
ズキッ
………?
変なの、
「わかってますよーだ!」
……なんか、もやもやする。
…別にいぃけど…
気にしないこ。
「はやくいこっ!優!」
あ、
「わかった!ちょっとまって!」
はぁ。
結局、お弁当ちょっとしか食べれなかったじゃん。
ガラガラ
「遅れてすみませんでした。」
「あっ!おまえ等、俺の授業に遅れてくるとは…
いい度胸してんな?
じゃぁ、罰は…
一階数学準備室と、学園寮食堂の掃除な。」
え、
「ヤダ…」
「あ?!優、お前、桐生に指導してもらってこい。そのさぼり癖を直せるように。」