そういいながらも優しく微笑み、涙をぬぐってくれる親友を、心から大切にしたいと思った。


同時に、仕えてくるリセが恥ずかしくないような、そんな妃候補になろうと思った。


「よしっ!リセ、とびっきりキレイにして!」


「アイアイサー!」

リセは嬉しそうに笑って言った。