「ということでぇ、部屋を移動してもらいまぁ っす!」



「は、はい?」



まだよく理解しないまま、新しい部屋に案内される。



そこは、



「え、え?」


さっきの部屋とは比べ物にならないほどの部屋が広がっていた。


「いくらなんでも、豪華過ぎませんか?!居候 なのに・・・」



「チッチッチッ!居候じゃなぁい!さっきも言 ったように、これから葵ちゃんはお妃候補!
 たぁいせつなお姫様!!」



「ち、ちょっと待ってください!」