王子様がいった後、どうすればいいか分からず、部屋の前で立ち往生していた。


「うーん、どうしよう。」



とりあえず、


「部屋に入ってみよう!」


傷一つないドアに手をかけ、グッと力をいれるといとも簡単に開いた厚い木の扉。


その向こうには



「ひろっ!キレイ!豪華!」



まるで絵本か、または絵画にでも描かれているような部屋が広がっていた。