家に帰ってから、
叫んだり、ごろごろしたり。
それはもう、忙しい。


私、小木曽杏理は、
今日も幼なじみの里原英斗に、
告白できませんでした…。


「はあ〜…」


ベッドに寝転がって、
小さい頃からのお気に入りの、
くまのぬいぐるみを
ぎゅっと抱きしめた。




「〜〜私の馬鹿…」