一輝はキャラがキャラで、2年ん時はすごい荒れてたんだけど、まぁ真面目?を選んだんだろう。今はパッと見チャラく見えるけど中身はそーでもない。
逆にそーゆーキャラが女子に好まれているのだろう。

「海は好きな人はいないの?」

それ、聞く?

「いるわけない。」

俺は真顔で返した。
だって本当、優しい女とか元気な女とかに何回か話しかけられた事はあったけどそんなんでトキメクわけがない。

「ふーん…」

みんなの歌声が混じる中一輝はつまんないのーって顔で俺を見た。


「4時だ、合わせるかー。」

男子学級委員の言葉にみんなはラジカセを止め、教室に向かった。






あーめんどくさい。
早く終わらないかな。