その声の方を振り向けば、髪を少し振り乱してきた隆一がいた
「隆一…」
隆は駆け寄って私の右手を握った
「帰るぞ」
「……うん」
彼から背を向けて歩き出す。
もう、振り返らない
振り返ったら
泣いてしまう
「隆一…」
隆は駆け寄って私の右手を握った
「帰るぞ」
「……うん」
彼から背を向けて歩き出す。
もう、振り返らない
振り返ったら
泣いてしまう
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…