それから、ぽやっとした頭で何曲か聴いて、間にちょっとしたトークが入る。
ベースのユウさんのギャグにみんなが大爆笑している中、
「マユ、大丈夫~?」
やっとハルカの声が耳に届いた。
「え? うん、大丈夫だよ?」
私は何度も頷いて返事をする。
トークではユウさんとタカさんがメインのようで、ハルヒコくんはちょっと相槌を打っただけで、次の曲が始まった。
さっきまでとは違う、ゆったりしたメロディー。
ハルヒコくんの歌い方も、優しい感じになった。
波間をユラユラ漂っているような心地よさ。
ああ……この歌、一番好きかも……。
一番、ハルヒコくんがのびのび歌ってる気がするー……。
ユラユラ……
ゆらゆら……
なんだか気持ちよくて、眠っちゃいそう……。
とぷん、と海の中に潜ったような感覚のあと。
「マユ!!」
凄く遠くの方で、ハルカの叫び声が聞こえたような気がした……。
ベースのユウさんのギャグにみんなが大爆笑している中、
「マユ、大丈夫~?」
やっとハルカの声が耳に届いた。
「え? うん、大丈夫だよ?」
私は何度も頷いて返事をする。
トークではユウさんとタカさんがメインのようで、ハルヒコくんはちょっと相槌を打っただけで、次の曲が始まった。
さっきまでとは違う、ゆったりしたメロディー。
ハルヒコくんの歌い方も、優しい感じになった。
波間をユラユラ漂っているような心地よさ。
ああ……この歌、一番好きかも……。
一番、ハルヒコくんがのびのび歌ってる気がするー……。
ユラユラ……
ゆらゆら……
なんだか気持ちよくて、眠っちゃいそう……。
とぷん、と海の中に潜ったような感覚のあと。
「マユ!!」
凄く遠くの方で、ハルカの叫び声が聞こえたような気がした……。