翌日
岡田「真紀ちゃん、もしよかったらこれ手伝ってくれない?」
真紀「了解しました!」
私は朝から朝食のお手伝いをしていた。
真紀「もしかして、いつも皆さんの朝ごはんは岡田さんが作ってらっしゃるんですか?」
私は首かしげに聞いた
岡田「ううん、いつもは交代制だよ。今日は僕っていうだけ」
へぇ誰か雇ってるのかと思ってた。
どこも大変なんだなぁ
岡田「真紀ちゃんってさ少し変わったよね」
私が?
真紀「そうですか?」
岡田「うん。少し前まではもっと怯えた顔ばかりしてたのに急に人が変わったように元気になった」
するどい...
自分では分からないけどきっと記憶が戻ったからだよね。
岡田「もしかして...」
真紀「え?」
私は顔を近づけられ目をじっと見られた
端から見れば睨まれてるような見つめ合ってるような...
岡田「記憶が戻ったりして」
ギクッ
なに、この人...っ...
岡田「ふふっなーんてね。ほら、出来たよ運ぼうか」
そう言うと岡田さんは料理を持ち出て行った
真紀「あ、危なかった〜」
あいにくバレるところだった
武市「んめぇなこれ。」
桂「確かに、この煮付けはいつもの岡田くんとは違いますね」
みんなはバクバク食べてくれている
高杉「もしかしてお前が作ったのか?」
真紀「あっはい!煮付けだけは私が担当させていただきました!」
口に合ってよかった。
蒼馬「こんなことまで。ありがとな」
真紀「い、いえっ!」
いざ隠し事があると思うと顔を合わせづらい...