海斗「思い出したのか?」

だめ..話せない...こんなに悲しくてもどかしい思い...涙が止まらない。


真紀「....覚えてるよ。覚えてるよバカ海斗!」



斎藤「記憶が戻ったみたいだな」

平助「じゃ、じゃあ。俺のことも覚えてる?」

私は涙を服で拭って平助くんのことを見た

真紀「はいっ!」

平助「やったー!」

沖田「ふふっ良かったね」


永倉「じゃあじゃあ!俺の名前は?!」

そう言いながら永倉さんは自分を指差した

真紀「えっと...誰でしたっけ」

永倉「ええっ?!」

あははっ!

真紀「なーんてねっ」

私はぺろっと舌を出した

永倉「び、びっくりしたじゃんかー!」



土方「何はともあれ良かった。とりあえず真紀、屯所に戻れ」

真紀「はい」

私は土方さんの指示通り屯所に入った

久しぶりの屯所。

なんであの時怖がっていたのか