看護師「退院、おめでとうございます」

真紀「お世話になりました!」

一礼をして私達は病院を出た。

沖田さん、完全に治ってよかったな

歴史もすごく変わったと思うけど、別にそのくらい大丈夫だよね?

沖田「それで、何処に向かうの?」

真紀「京都です!」

あの時代に居た人が昔あった場所を見たらどんな感じなんだろうって思っちゃって!

単なる好奇心だよね、わくわく。


まずは、壬生寺

真紀「ここ、知ってますよね?」

沖田「あっ、ここ」

真紀「すごいでしょ?まだ残ってるんですよ」

沖田「こんな時代まで...」



本当は土方さんや近藤さんたちにも見てもらいたかったけど、まぁしょうがないよね。

沖田「ここ、僕の指定席なんだ」

そう言うと壬生寺の階段に座った。


沖田「よいしょっと」

真紀「どうです?」


沖田「全然景色が違う」

真紀「ふふっおもしろいですよね。あれから何百年の時を越えて時代の流れは変わってきてるんです」


女性「私、土方歳三のストラップ買う〜!」

男性「じゃあ俺は沖田総司にするかな!」

沖田「へぇ鬼の副長ストラップか。もの好きもいるもんだね」

ははは。

沖田「でも、新撰組ってそんなにすごくなったんだ」

真紀「はい!」

分かってもらえたかな



真紀「じゃあ、次は八木邸行って見ま.....!」



(パワワァァ)


沖田「もうか。」


突然私達は光に包まれた。




戻るんだ、幕末にーーーーー。