真紀side

土方さんと仲直りできるチャンス...

だけど、

気まずいなぁ。

ここ何分か沈黙が続いた。

土方さんだってきっとそう思ってるに決まってる。

私から言わなきゃ!!

真紀「土方さん...「わるかった」」

あ・・・

先に謝られちゃった

って、土方さんが誤ったぁぁぁあ!?


土方「何固まってんだよ」

そう言って鼻をつままれた。

真紀「だって!土方さんが誤ったから!」

めったに謝らなさそうな顔なのに!!

土方「俺が素直になっちゃいけないのか?」

笑いながら冗談っぽく言う。

真紀「えへへっそんなことないです笑」

よかった。

仲直りできたみたい?


真紀「じゃあ帰りましょうか!」

土方「そうだな」

私たちは屯所に戻ることにした。


夜になったから真っ暗な景色

だけど私にはキラキラなイルミネーションが見えた気分だった。

(バーーーン)

真紀「見てください!」

私は指を指した。



そこには、

土方「花火か」



真紀「もうそんな季節なんですね」

タイムスリップして何ヶ月たったんだろう。

どんどん時間はすぎていく。

真紀「....綺麗ですね」

いっそこのまま時が止まればいいのに。


土方「真紀の時代には花火はあるのか?」

真紀「ありますよ!こんな感じじゃなくてもっとデカイのです!形も豊富なんです!」

土方「そうか。それは行ってみたいな」

真紀「絶対見れますよ!」


だって、生まれ変わるから!