気づけば視界は反転して

目の前には


永樹の…

少し赤く染まった顔があった





「え、えええ永樹、

起きて………っ?!」




自覚した後って

なんか恥ずかしい……



てゆか、てゆか…

……い、今の、聞かれ……っ?!




「…んっ」




焦るあたしに

永樹が一瞬のキスを落とす