あたしが登校中考えていたことだった。


あたしは凌が好き。

好きだからこそ、こうしようと決めた。


「本当に…それで良いの?彩菜はそれで、後悔しないの?」

「うん。あたしは凌に幸せになってほしいの。」

「彩菜…。分かった。あたしは彩菜とずっと一緒にいるよ。」



あたし達はたくさん泣いた。