「おはよーー!!」

「彩菜!昨日、本当に大丈夫だったの?!」

「葵、本当だよ!心配かけてごめんね〜!!もう大丈夫だから」

「本当?あ、あとでさ、話あるから、一緒に来てくれる?」

「ここじゃいけないの?」

「うん。彩菜と2人だけで話したいの。」

「? 分かった…!じゃあ後でね!」

「うん、ありがとう!」


葵、なんか真面目な感じだったな〜
何かあったのかな?!




そんなことを考えてるうちにホームルームも終わっていた。




「彩菜、次ちょうど自習だからさ、図書室に行かない?」

「うん、イイよ!」


自習は教室か図書室にいて、静かにしてればイイというルールになっている。

でも、図書室に行く人はいない。

だからその間にさっき言ってた話をしようと言われた。