「えっ?本当ですか?」
 
「はい、多分。」

「は?」

ここはいたって普通の高校です。
まぁ、男女間の恋愛とか、修羅場とかが普通にある感じですかね。
で、ここで会話している訳のわからない告白。そう、この子が恋愛の常識をぶち壊す女の子です。
 
さて、彼女は姫宮 愛流(ひめみや あいる)
性格は一言で言うとぶっ飛んでおります。
見た目?中の上ではないですかね?
まあ、見ていてくださいよ、彼女の告白を最後まで。
え?私が誰だって?そんなことはきにしなくていいですよ。
それでは、話に戻りましょうか。
 
「た、多分…?」
 
「ええ、だって…」

「だって…?」
 
「あなたがいつまでも好きとは限りませんし、将来安定した収入を得られるかとても心配ですし、何より、人間の気持ちなんてすぐ変わりますし…あなたもそうでしょ?だから前もって言っておくのです、たb…」
 
「あの…もういいです。ごめんなさい。」
 
「なんで振るのよコンチクショー!!!」
 
そりゃそうだ。
なんて思ったあなた、いませんか?
言ったではありませんか、彼女は常識をぶち壊す子だと。

「それではもちろんダメでしょう?」
 
「冷夏…」
 
「字、違いますわ。それにいつまでも悲劇のヒロインごっこしてるのです」
 
彼女は愛流の幼なじみの花野 麗香(はなの れいか)
性格は彼女とは違い常識人のお嬢様です。
綺麗な顔立ちです。
やっとまともなのが出てきた…
 
「まったく、行きますわよ」

「うん。」

二人は歩きだした。
今回はここまで。
やれやれ、愛流はちゃんと恋愛できるのでしょうかね?
まあ、次回会いましょう。
 
冷夏「私の出番これだけですの…?あと、字幕のなまえ違いますわ…」チーン…