♪ピンポーン♪
扉を開けると結木さんがいた。
「結木さん?」
「あ、璃華瑠ちゃ……。侠?」
結木さんは目を丸くしていた。
「あ、おはよございます。」
「……。今から皆んなで話し合いするから、来て。」
「はい……」
私達は歩いて5分の喫茶店に入った。
「あー。もう。最悪!!許さないあの鬼!あたし、昨日殺されたんですよ?」
「……。」
そこには市端さんと、横井さん、海がい
た。
「あれ、花は?」
それは私も今思っていた。
「……。」
市端さんは黙り込む。
「慶?」
「花の事知りたいならあいつん家いけ」
市端さんは俯いている。
「え、慶?」
それから沈黙が続き、結木さん、侠、海
、私で花さんの家を訪ねるとこにした。
「彩ちゃんは行かなくていいの?」
ふと結木さんが、聞く。
「わ、私は……慶先輩と居ます。」
「ありがとう」
多分結木さんは横井さんの意図を読んだ
んだと思う。……優しいな。横井さん。
「……はぃ」
そして喫茶店を出た。