「璃華瑠逃げるぞ!」

青鬼は目隠しをさせられているが、こち

らを向いて叫んでいる。声が聞こえるの

だろうか……。

「腰が抜けて動けない。」

「おぶってやる。乗れ!」

「侠……」

私は侠の背中に乗った。

「に、逃げるぞ!」

流石の市端さんも動揺していた。

「海、逃げるよ。」

「花ちゃん……」

私達に続いて皆んな掲示板から逃げて行

った。