「おいゴラァ!そこの女ぁ!」
さっき倒した奴らだ。うるせぇ

「お姉ちゃん!さっきの…」
それだけ言って泣き出してしまった。 

お父さんは怯えている様子はない。だが、お母さんとたいちくんは、怯えてる。
はやく、片付けないと。

「おい!無視すんじゃねぇ!オラァァァ!」
たいち君たちから離れた私に殴り掛かってくる。

「ほらよっ!」
あたしは、回し蹴りをした。
回し蹴りをしている途中にお父さんが二人を家に逃しているのが見えた。