「う"がっ!」
一人は倒れた。あと二人。殴るか。

「オラッ!」
顔面殴っただけで気絶。弱い。

「ふぅ。もう大丈夫ですよ。」
あたしはお父さんを見る。お父さんは

「君、回し蹴り以外、空手じゃないだろ。」
あぁ、やっぱりわかったか。
「はい。私は…ヤンキーの部類のトップにいます。」

「トップか。すごいなぁ…頑張れよ。」
反対しないのか。なんだか嬉しい。