あたし、藍沢紗月は、ヤンキー達と仲良くなってしまった。 なぜかって?それは遡る事3時間前の事。

あたしが通っている南校をいつもどーり、帰っていた時の事だった。公園の前を通った時

「ママぁぁ!」
「うぁぁぁーん!」
 
ピカピカのランドセルを背負った小学生を高校生3人組が泣かせてるのを見た。
「うっせえな。泣くんじゃねえよ。謝れよ!」
どうやら、水をかけてしまったみたい。着崩された制服が少し濡れてる。
だからって、そこまで怒るか?あたしは、とてつもなく腹が立った。気づけは走りだし、
「おい!高校生がよってたかってなにしてんだよ。」

と、声をかけていた。