『キーンコーンカーンコーン』
チャイムが鳴り響いた
はっと我に帰り周りを見ると
ガヤガヤと皆が帰りの支度をしていた
「羽鳥くーん
今日もまたお仕事あるのー?」
一人の子にそう聞かれて
笑顔で頷き
「ごめんね、仕事あるんだ」
そう言うとじゃあ、仕方ないねーと言いながらお喋りに帰った
私は理事長室に行く前に生徒会室に行った
正直に言うと、まだ悩んでいる
「純!
どうしたの?顔色悪いよ?」
海が顔を除き込んできた
慌てて手を振りながら
「なんでもないよ。
気のせいでしょ?」
そう笑うと海は心配そうにしながら仕事をしていた
私は理事長室に行き考えた
今事件を起こすと悪い方にしかいかない
だったら何もしない方がいいのかもしれない