学校ではいろいろと言い訳をしてなんとか男装で通っている



生徒会室で、



「良かったな、男装続けられて」


「いやー、ビックリですよ
まさか羽鳥さんが理事長だったなんて」


「かいちょーが教えてくれないわけですよねー」


「べ、別に教えても良かったんだが……」



皆で先輩をいじって遊んでいた


でも、初日に絡んできた女二人はホントに生徒会だったらしく端の方でコソコソ何かを話していた



それを見ていると後ろから


「ねぇ、純。」


先輩の声が聞こえてきた
振り向きながら
「何?」
と言うと急に


『チュッ』
唇を重ねてきた



そこにいたほとんどの人が
おぉーとかヒューとか言っていた


あの後私と先輩はいろいろあったけどなんとか恋人同士?になれた



進展といえば、
私の事を先輩…いや、海が私を純と呼び私が海と呼び始めたくらい


生徒会室はいつもほのぼのとした空気が漂っている


ホントに平和が続いていた