「あの子達生徒会だよ?
目ぇ付けられちゃうよ?」
心配そうに顔を覗き込む姫華の頭に手を乗せて笑いながら
「大丈夫だよ
俺は凄いから」
、と自信満々に言ったけどどうするかはまだ決めてはいない
まぁ、いざとなったら私の家でなんとかなる
職員室に入ると校長室に案内された
「いや〜羽鳥さんどうも
校長の神楽です」
「どうも、羽鳥純です」
互いに一礼をして本題に入った
この学校で私が女だと知っているのは先生だけ
生徒には一切喋ってはいけない
もし喋ったらどんな時期でも関係なしに教師の仕事を辞めなくてはならなくなる