落ち着いたらしく体を離し
まだ涙目の先輩が私に
「ごめん………やっぱり何か余裕無くなっちゃうみたいで………
前理事長に順には元々婚約者がいるから
捨てられるーみたいにウダウダ言われてー
すこーし、ホントにすこーしだよー
不安になったかな」
そう言い笑う先輩はいつも通りで、
私も半分冗談、半分本気で
「はい、でも先輩可愛かったから
甘えたかったら甘えてくださいね?」
そう言うと
赤くなりながら
「お、俺だって男だから………
その、何かあってもおかしくないんだよ?
今日みたいに毎回胸貸してくれなくていい………///」
そう言い先輩は暗い表情になった
お弁当を広げてた私はその表情に気づくことはなく笑い、1人話していた