「兄様、私は今南さんの家に居候になっています
だから一緒に住むには少しお時間が必要です



……………
…………待っては、いただけませんか?」



そう言うと兄様は笑顔で

「えぇ、よろしいですよ
私も一人で大丈夫か分からないですけど
ゆめの好きなタイミングで帰って来て下さいね


ここは、あなたの家です」
そう言われて大きく頷くと先輩が


「家族団欒はよろしいですけどー
荷物、どこ置けばいいですかー?」

そう叫ばれて二人で急いでそちらへ向かい荷物を運んだ