その後は他愛もない会話をして家へと帰った




食事をとって姫華と、話をした



「…だからね
早くいいなよー」



「むりだよむりー
絶対むりー」



無理をずっと言っているから
「無理しか言わなかったらホントにダメになっちゃうよ?
好きなんでしょ?
ちゃんとしなよ」



そう言うとこちらを見て
「なんか、純くんってお母さんみたーい
でも、ちゃんとしないとね
大丈夫かな?」


まだ不安げな姫華の頭を撫でて
あやすように
「大丈夫、大丈夫」
そう言った


明日、言うと決意を決めたらしい


俺は2人に協力することに決めた



次の日
「大丈夫だからね、ちゃんと言えるね?
昼休み屋上でだよ」

そう言うと
「分かったけどさ、どうやって屋上に入れるようにするの?」



そう言われてあやふやな笑みで
「何とかするよ
うん、」


そう、この学校は屋上立ち入り禁止
そこで俺の本当のことを言うつもりだ。


おばあ様にも大切な人だからと言い許可を得た