そんな日は2日に1回くらいになっていた



母と父と兄が死んだあの日が今でも新鮮に頭の中で再現されている……
…………………何度も、何度も…………………



泣き、吐き、狂ってしまった私は1度祖母のいるあの家へと帰されていた



祖母は私には何も言わないがとても汚らわしいものを見るような目で私を見る……………



何を信じて、何を思って生きていけばいいのかが分からない……………………



学校にもいかず外にも出ず、部屋に閉じこもり、食事も取らない私は
吐くにしても何ももう出てこない…
涙も枯れ果てたように出ては来なくなった



ただ、1つだけ…たったこれだけは出てきたんだ




「…………………1人はやだよ……………」



この声が出るだけで喉が痛く、眠れない夜を幾度も過ごした