そこまでいくと眠りから覚め、横に立っている木城を見る



「おはようございます
うなされておられた様ですが何か悪い夢でも…?」



軽く頷き落ち着くようにと出された水を一気に飲み干した



母さまと父さまと兄さまが死んだ日の夢を見るなんて……………

きっとどうかしてる……




「学校の準備をしてからリビングに行くわ
準備をして待っていてくれるかしら?」



そう聞くと微笑み頷き深々と頭を下げて部屋を出て行った



ボンヤリと夢を思い出しながら準備を始めた