「琉くん……夏実と昌くんは…」 私がオズオズと聞くと琉くんはニコッと微笑む。 「俺が電話しとくから取り合えず…信と由季は帰りなよ…」 「あぁ…ありがとな…琉」 信はそう言い私の腕を掴み歩きだした。 「ひゃっ…信?!」 私は訳がわからないまま、信に付いていくしかなかった。 「信……琉くんと仲良くなったんだね…」 家に着くと私は信に話題を持ちかける。