「「俺の部屋くる?」」

「えと…」

「怖くなったら部屋に入っておいでよ」
豊永くんが言った。

「あ、ありがとう」

「市川さん、俺の部屋においでよ」
奏太くんが言った。

「え、あ、うん?でも…私、どっちに行けばいいの?」