「ん?市川さんどうした?」

豊永くんが聞いた。
「初めての家、人の家で、1人で部屋で寝るの、怖い…誰か隣にいて?」

なおきはなかなか話そうとしない。
奏太くんと豊永くんが口をひらいた。