「お邪魔します」
口を揃えて私たちが言った。

「おう、入れよ」

「えと…豊永くん」

「ん?」
名前…なんだっけ…

「私って四人の中で一番下?」

「あぁ〜市川さんが決めなよ」

え、私が決めるの?